アンケートに協力してくださった皆様、ありがとうございました。
WEBのアンケートで50人弱、直接配布の質問紙で約100人、計150人分のデータを取ることができました。
本音を言えばまだデータが欲しいところなのですが、これ以上データ集めをしていても分析の時間がなくなってしまうので、ここで終了することにしました(涙)
本当に、本当に、ありがとうございました。

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乃南アサの新刊を読みました。
ホントは卒論の勉強でもしなくてはならないところなんですが、目の前の現実からついつい逃避・・・。
いちおう「読むのは電車の中だけにする」というふうに決めてるのですが、通学に片道2時間かけてるので、2日と経たないうちに読破。
おもしろかったです。
乃南アサの本で初めて読んだのは、「微笑返し」でした。
「微笑み返し」は、なんつーか「女の持つドロドロした部分」がリアルすぎで、おもしろかったけどちょっとブルーになっちゃった。ので、良くできた作品(←なんかエラそう?(笑))なんだけどあんまり好きじゃない。
リアルすぎて、読み終わったあともイヤーなゾクゾク感が続いちゃって・・・。
でも、「花散る頃の殺人」の女刑事のお話は好き。
彼女は、「女性ならでは」の描写がとても巧い。
たとえば、仕事に行く準備をしているときに、ストッキングが伝染させてしまってイラつくシーン。
こういうのって女性でないと描けないよなと思う描写が多々あるのです。

そんで、今回の「ボクの町」。
こっちも面白かった。好きな作品です。
ポリスコメディと銘打ってあるだけあって、話のテンポも軽快。
交番のおまわりさんってこんなことしてるんだなぁと妙に頷いてました。
前から「おまわりさんって、町の『ヘンな人処理班 』だよなぁ」と思ってたけど、この作品を読むとホントにそうだなぁと思う。
そんで、「おまわりさんだって人間なんです」ってのもよくわかった。
警察官だってだけで、マスコミに派手に叩かれて、
制服着てるってだけで嫌われたり、頼られたり、イチャモンつけられたり、でも「市民」を守らなくちゃいけない。
私にゃできません(笑)

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