メメント

2002年5月3日
というタイトルの映画の小説本を読み終えました。

妻をレイプされて殺されてしまったところを目撃したショックで、「前向性健忘(10分ほど前のできごとでも記憶していられない、忘れてしまう状態)」になってしまった男性が、妻殺しの犯人を追うというお話。
残酷で悲しいストーリーでございました。
本のオビにくっついてた写真を見たら、「LAコンフィデンシャル」に出てた俳優さんが主役。
同じ映画に出てたケビンスペイシーはいまや売れっ子なのに、この人あんまり出てこないよなーとか思ってけど、こんな作品に出てたのか。


ここからはネタバレになってしまうので、映画を見る気のある人は読み飛ばしてください。

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ラストで、主役の男性は、前向性健忘である上に二重人格であったことがわかってしまうのね。
でも、大学で勉強したところによると、二重人格というのは滅多にないらしいです、現実世界では。
映画や小説の世界で取り上げられるほどあり得ることではなくて、むしろ現実に多いのは「ビリー・ミリガン」みたいな、何人もの人格を持ってしまうケースなんだって。ビリー・ミリガンは23人格でしたっけ。

そんなことを聞きかじってしまったせいで、私にとっては「二重人格=フィクション」っていうイメージが付いてしまってます。
二重人格の人がゼロってわけではないんだろうけど、なんかね、現実味を帯びてこない。
から、初めは「どうなっちゃうんだろー」と思いつつ読んでたんですけど、ラストを知った瞬間に「やっぱり作り物だよね(→小説だし当たり前ですけど)」とか思っちゃいました。
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さてさて、こんな本を読みつつ、この日は新宿で大学の友達と飲み会。
GWなので混雑してましたけど、なんとか店を見つけて食事しました。
東口、武蔵野通り(だったかな?)にある「水の賦(ミズノウタ)」というお店。
ランチで何度か来たことはあったけど、夜は始めて。ちょっと雰囲気が変わってたかも。
カクテルも料理も、サービスも◎。
和民や白木屋よりも値段は張るけど、味もサービスもよければ悔いは無し!
また行こうっと。
話してるうちに盛り上がっちゃって、22:00くらいまで新宿に居ました。
帰宅したのは23:30頃。
親に「遅い」と怒られました・・・
そんなに遅くないと思うんだけどな・・・(-。-) ボソッ
門限がなくなってても、無言のうちには課せられてます・・・
仕方ないか、このテの「拘束」実家暮らしの宿命だな。

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