今日は私が読んでいる本について。

私は自分ではわりと「読書家」だと思っとります。

通勤電車では必ず本をお供にしています。
最近買ったのは、1月7日の日記にもある「ぼっけえ、きょうてえ」です。
この頃はホラー系、サスペンス系多し。
映画の原作本もアリ。
ここんとこ読んでたのは、
小野不由美の「屍鬼(しき)」全五巻。
ジェフリー・アーチャー「依頼人」(→スーザン・サランドン出演で映画化されてます。って有名か)
などなど。
「屍鬼」は、長さもさることながら日本のホラー独特の陰湿な雰囲気がプンプンした長編。
お盆や四十九日などの法要をするイミを学んじゃったりして。
知ってました?法要をする目的。
では、ここで学んだことを披露しましょう(笑)

まず、法要の目的よりも先に説明すべきこと↓
死んだ人の行く先は、3通りあります。
1.地獄
2.極楽浄土
3.生まれ変わって再度修行
そう、3つなのです。
しかし、そうやって振り分けられていく死者の魂の中には、コレがなかなか決まらない人(=1・2・3のどれにすればいいのか判定不能な人)っていうのがいるのだそうで。
そういう人は、いつまでたってもどこにも行けず、魂がこの世とあの世の狭間で彷徨いつづけてしまうのです。


で、その彷徨える魂のために何をするかというと、現世で生き残った人間達で、法要をいとなむ。
「どうか、あの人が極楽浄土へ行けますように」

その1〜3のどこに行くかの判定結果が少しでも良くなるように、とお経を上げる。
法要をしてあげることによって、判定結果が良いものになるようにしてあげるのです。
1回忌でダメなら、3回忌。でダメなら・・・って感じで。
以上。
わかりましたか?

でももうスデに極楽浄土に行ってたり、地獄行きだったりしたらどうなんだろう。
法要って無意味になるの?なーんて。

閑話休題、終了。

学生時代は堀田あけみ、山本史緒などなど恋愛モノも読んでました。
でも、今でも共通して大好きなのは
宮部みゆきの作品。
彼女の作品、ほぼ全巻持っています。
一番すきなのは「模倣犯」かな。
犯人も被害者も、全ての人の心情、描写がリアル。
3日くらいでバーっと読みました。
ラストに近い場面で、おじいちゃんがピースに向かって言うセリフが胸に迫る。
「人はなぁ、それでも忘れていくんだ。忘れながら生きていくんだ」(→原文ままではナイです)

去年映画化されて話題にはなりましたが、やっぱり原作の足元には及ばない。ちなみに中居君はイメージピッタリでしたけど。
模倣犯のほかには、「長い長い殺人」や、「我らが隣人の犯罪」も好んで何度も読んでます。
あ、あと「ステップ・ファーザー・ステップ」がお気に入り。続編があるらしいんだけど文庫版になる予定は無いらしい。
読みたいのに!!

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